縮毛矯正をしたけど…
ビビリ毛になってしまいました💦
なるほど、それは縮毛矯正を「失敗」された可能性が高いので、早急に対処する必要があります。
もし、ビビリ毛の状態を放置すると、枝毛、切れ毛になってしまい「カット」でしか対処できなくなってしまう可能性もあるのです。
そうなる前に、ビビリ毛を早急に直さないといけません。
今回は、美容師「橋口 美月」が、縮毛矯正でビビリ毛になった原因と対処法を徹底解説します。
そして、美容院にクレームを入れて良いのか?の疑問も解説します。
縮毛矯正でビビリ毛になった原因とは?
縮毛矯正でビビリ毛になった原因は主に3つあります。
薬剤選定のミス
縮毛矯正は髪質に合わせて薬剤のパワーを調節します。
もし、髪質に合わない薬剤を使用してしまうと、髪が薬剤の負担に耐えられず、ビビリ毛になってしまう可能性があるのです。
薬剤放置時間のミス
縮毛矯正の薬剤は、薬剤のパワー&髪質に合わせて放置時間を調節します。
もし、薬剤の放置時間が長すぎてしまうと、薬剤が浸透しすぎて髪が過度に傷んでしまうのです。
さらに、薬剤が髪内部に浸透しすぎるとアフターダメージの原因にもなり、家に帰った後もダメージが進行してしまう可能性もあります。
アイロンワークの失敗
縮毛矯正はアイロンを使用する工程があるのですが、美容師さんのアイロンワークに問題があるとビビリ毛になってしまう可能性があるのです。
↑全てビビリ毛の原因になります。
縮毛矯正でビビリ毛になりやすい箇所
一部の髪だけビビリ毛になるケースもあります。
ここでは、ビビリ毛になりやすい箇所をご紹介します。
毛先
毛先の髪は生えてから時間が経っているので、根元〜中間の髪よりダメージが蓄積されています。
ダメージが大きい髪ほどビビリ毛になるリスクも高いので、ダメージが蓄積されている毛先はビビリ毛になりやすいのです。
前髪
まず、前髪は軟毛&細毛で、くせ毛、うねりが目立つ部分です。
前髪のくせ毛をしっかり伸ばすためにアイロンを何度も通してしまうと、前髪だけ過度に熱が加わりビビリ毛になってしまうのです。
もみあげ
もみあげも前髪同様、軟毛&細毛で、くせ毛、うねりが目立つ部分です。
もみあげも、くせ毛をしっかり伸ばすためにアイロンを何度も通してしまう事で、ビビリ毛になってしまうのです。
ビビリ毛になりやすい髪の共通点
以上の特徴は「毛先」「前髪」「もみあげ」に当てはまる場合が多いです。
縮毛矯正のビビリ毛の間違った対処法
ここでは、事態悪化を招くビビリ毛への間違った対処法をご紹介します。
アイロンで伸ばす
ビビリ毛をアイロンで伸ばすのは絶対にやめて下さい!
ビビリ毛をアイロンで伸ばすと、一時的にビビリ毛が直った感じがします。
しかし、これは本当に一時的な事でビビリ毛が直った訳ではありません。
それどころか、アイロンのダメージによってますます事態悪化する可能性もあるのです。
ビビリ毛は辛いと思いますが、アイロンで伸ばすともっと辛い事態になります。
ビビリ毛をカットする
美容室によって「ビビリ毛はカットで対処」を提案される場合もありますが、正直おすすめできません。
なぜなら「カット=諦める」と言う事なので、適切な対処法と思わないからです。
ビビリ毛は直せる可能性が高いので、カットするのは早いと思います。
自宅で対処する
ビビリ毛になるまで髪が傷んでしまうと、もはやホームケアだけでは限界があります。
シャンプーを変えたり、ヘアオイルで保湿するのも大事ですが、それだけでビビリ毛を直すのは難しいです。
もし、無理に自分で対処して事態悪化してしまうと、いよいよカットするしか選択肢がなくなってしまいます。
だからこそ、ビビリ毛になったら自分で対処するのではなく、プロの美容師さんに相談してほしいのです。
なるほど、ではビビリ毛はどうすれば良いのですか?
縮毛矯正のビビリ毛を早急に直す方法
縮毛矯正が原因のビビリ毛は、かなり深刻な状態になっている場合が多いです。
そのため、普通のトリートメントではもはや直すことができない場合もあるのです。
もし、縮毛矯正でビビリ毛になってしまったら「酸熱トリートメント」をしてほしいです。
酸熱トリートメント
髪内部のダメージを補修する特殊なトリートメントです。
縮毛矯正でビビリ毛になってしまった方でも、効果を発揮できます。
ビビリ毛などの深刻なダメージも、2〜4回ほど酸熱トリートメントをすれば綺麗にお直しできる可能性が高いです。
ビビリ毛に悩む方は、ぜひ酸熱トリートメントをしてほしいです。
美容院に来るまでの応急処置
美容院に行くまでの期間、日常のヘアケアにも気を使ってほしいです。
ビビリ毛になったら、とにかく髪を優しく扱いましょう。
ビビリ毛になったらクレームを入れて良い?
- 話し合いのクレームはOK
- 悪質なクレーマーはNG
クレームはお客様のご意見なので、ビビリ毛にされてしまったら美容室に連絡すべきだと思います。
なぜなら、美容師さんによって「失敗を自覚していない」場合があるからです。
お客様から、失敗を気付かせてあげる事で「失敗の防止」「美容師さんの成長」に繋がる場合もあるのです。
もちろん、これは美容師さんの都合ですが、可能であれば協力してほしいです。
そして、縮毛矯正を失敗されたら返金交渉が可能な場合もあります。
返金交渉の方法と注意点を詳しく解説した記事もあるので、ぜひご覧下さい。
まとめ
「ビビリ毛=失敗」です!
縮毛矯正は薬剤を使用するメニューなので、髪が傷むのは仕方のない事ですが、ビビリ毛になるほど髪が傷むのは異常です。
もし、縮毛矯正でビビリ毛になったら早急に対処をしてほしいです。
そして、ビビリ毛は対処は非常に難しいので、プロの美容師さんに相談してほしいです。
SENJYUチームは、他店の縮毛矯正失敗直しも行っていますので、詳しくは以下の記事をご覧下さい。