縮毛矯正を失敗された!
美容室に対して返金交渉できるのか?
結論、返金交渉すること可能であり、返金交渉は決して悪い行為ではありません。
しかし、返金交渉は一歩間違えるとお客様が損をしてしまう可能性もあるのです。
縮毛矯正を失敗されて返金交渉をしたけど
失敗で「髪が傷ついた」返金交渉で「心が傷ついた」
↑これは、絶対にあってはならないこと!
今回、美容師「橋口 美月」が、縮毛矯正の失敗の返金交渉の方法から、交渉をスムーズに進めるテクニックを詳しく解説します。
縮毛矯正「失敗」の基準とは
↑上記に当てはまる場合は縮毛矯正を失敗された可能性が高いです。
具体的な失敗例を詳しく解説した別記事もあるので、ぜひご覧下さい。
縮毛矯正の失敗は返金すべき理由とは?
結論、縮毛矯正を失敗されたら、返金交渉をしても問題ありません。
むしろ、返金交渉をすべきと思う時もあるほど。
モラル的に返金すべき
まず「失敗してしまった」時点で、お客様からお金を頂くのはモラル的にどうかと思います。
もし、お客様の事を本気で考えている美容師さんであれば、返金交渉以前に代金を受け取ってはいけないはず。
失敗してしまったのは仕方ないにしても「返金するor代金を貰わない」のは最低限の配慮だと思います。
システム的にも返金すべき
美容室は「自分で行うには難しい&危険すぎる技術」を、専門の技術者(美容師)が行うために存在します。
美容師さんは難しい&危険な技術を代行する代わりに、その対価としてお客様からお金を貰っている訳です。
しかし、その縮毛矯正が失敗してしまうと、美容室のシステムが破綻してしまいますし、システムを破綻させたのは美容師さん側です。
システムを破綻させたのは美容師さん側なので「お客様は料金を支払う必要はない」と言う事なのです。
縮毛矯正の誤解を防ぐため
縮毛矯正で髪がチリチリの状態になっても、お客様が「縮毛矯正だから仕方ない」と思ってしまったら
お客様は縮毛矯正に対してネガティブな感情を抱いてしまう事になります。
縮毛矯正は本来髪のお悩みを解消するメニューなので、ネガティブな感情なんて生まれないはず。
縮毛矯正だから仕方ないではなく、失敗は失敗とお客様も気づいてほしいです!
【返金交渉の手順&方法】縮毛矯正の失敗
あの、返金交渉ってどうやって行えば良いのですか?
トラブルなく、穏便な交渉をしたいです。
ではここから、返金交渉をスムーズに進める方法をご紹介します。
返金交渉は「1週間以内」にする
返金交渉は必ず「1週間以内」に行って下さい。
もし、1週間以上経ってしまうと「他の理由で髪が傷んだのでは?」と思われてしまう可能性があります。
そうなると、失敗されたのに「お客様の言いがかり」になってしまいます。
縮毛矯正を失敗されたら、なるべく早めに連絡をしましょう。
交渉する人を選ぶ
返金交渉を行う人は、基本「担当美容師さん」だと思います。
しかし、歴の浅い美容師さんだと立場的に返金の有無を判断できない可能性があります。
その場合は「代表の方とお話しさせて下さい」と言ってみましょう。
「本社に連絡して」は要注意!
チェーン店などの大きな美容室は「本社に連絡して下さい」と言われる可能性がありますが、これは要注意です。
なぜなら、チェーン店だとクレームは日常茶飯事なので、本社は「いつものクレーム」だと思って、適当にあしらわれてしまう可能性があるのです。
もちろん、そうなると返金できないだけでなく、お客様はますます傷付く事になってしまいます。
返金交渉は「状況を理解している人」と行うのがベストだと思っています。
髪の状態&詳細をしっかり伝える
電話やLINEだと髪の状態を理解できないので「どの部分を失敗されたか?」「何に困っているか?」失敗の詳細を具体的に伝えましょう。
もし、美容師さん側が「髪の写真を送ってほしい」と言ってきたら、できるだけ協力してほしいです。
他の美容師に相談する方法もある
そもそも「縮毛矯正を失敗されたのか?」お客様1人では判断できない場合もあります。
そんな時は、他の美容師さんに相談する方法もあります。
縮毛矯正の失敗に関するお悩みは、縮毛矯正に特化した美容師さんに相談しましょう。
SENJYUに相談窓口について
SENJYUチームのできる事は「縮毛矯正の失敗なのか?」を大まかに判断するまでです。
返金交渉の方法に関しては、お答えはできないと思って下さい。
必読!お客様への注意点とは?
返金交渉をする際、お客様が絶対に覚えておくべき注意点をご紹介します。
冷静な状態で交渉すべき
縮毛矯正を失敗された事で、美容師さんに憤りを感じる人もいるはず。
しかし、感情が上下している状態で返金交渉をするのはNGです。
これは、感情的になっている時ほど冷静な判断ができず、交渉が難航してしまう可能性があるからです。
お互い冷静な状態で話し合えば、交渉をスムーズに進める事ができるはずです。
絶対に返金できるとは限らない
返金交渉をしたからといって、必ず返金できるとは限りません。
返金の有無は美容室&美容師側にあるので、返金を断られたらそれまでなのです。
交渉の長期化は避ける
返金交渉をしたけど…
- 美容師さんが返金を渋っている
- 美容師さんが失敗を認めない
- 話が全然噛み合わない
↑などの理由で交渉が長期化しそうだったら、返金を諦めてほしいです。
変に返金交渉が長期化すると、お客様が「悪質なクレーマー」にされてしまう可能性があります。
両者共倒れが一番最悪な結末なので、粘り強い返金交渉は避けた方が無難です。
以上、返金交渉をする際は、ここまで解説した内容を意識してほしいです。
ありがとうございます!美容師さんとお話ししてみます。
縮毛矯正の失敗を直す方法とは?
縮毛矯正を失敗された髪のケアは、返金交渉より大事です!
縮毛矯正を失敗されたら、返金交渉だけでなく髪のケアにも目を向けてほしいです。
縮毛矯正の失敗はどうやって直すんですか?
縮毛矯正のお直しは美容室に相談しましょう。
失敗直しは同じ店舗か?他店か?
- 縮毛矯正をした美容室でお直しをする
- 他店でお直しをする
↑どちらが良いかはケースバイケースですが、失敗直しは普通に縮毛矯正をするより難しいと言われています。
もし、縮毛矯正を失敗されたなら、その美容師さんは縮毛矯正が苦手だった可能性があります
縮毛矯正が苦手なのに、失敗直し確実を行えるのか?よく考えてほしいです。
SENJYUチームは、他店の縮毛矯正失敗直しも行っています。
縮毛矯正の失敗は慰謝料を請求できる?
縮毛矯正の失敗で慰謝料を請求できた事例もあるそうです。
しかし、これは法律の問題になるので詳しく解説できません。
まとめ
結論、返金交渉は悪ではない
縮毛矯正を失敗されたら、返金交渉をしてみましょう。
しかし、単に返金交渉をすれば良い訳ではありません。
本記事で解説した注意点を意識してほしいです。
何より、お客様がこれ以上傷付かないでほしいので、どうか穏便でスムーズな返金交渉を心がけてほしいです。
その他、縮毛矯正の失敗に関して詳しく解説した別記事もあるので、ぜひご覧下さい。