縮毛矯正orストレートパーマをかけたけど…
髪がチリチリになっちゃいました💦
すぐ取れちゃって💦失敗されたんですかね…
縮毛矯正orストレートパーマを失敗されるお客様へ
思い通りの仕上がりにならなかった時点で、すでに不幸な状況ですが、
縮毛矯正の失敗を放置すると、ますます事態悪化を招く可能性があるのです。
だからこそ、縮毛矯正orストレートパーマの失敗は一刻も早く対処しないといけません。
今回は、美容師の「橋口 美月」が、縮毛矯正の失敗の原因と対処法を徹底解説します。
縮毛矯正とストレートパーマは同じメニューだと思って下さい。
縮毛矯正の失敗例と原因を解説
ここでは、縮毛矯正された原因と、よく聞く失敗例と合わせてご紹介します。
髪がチリチリに傷んだ
一番よく聞く失敗例は、髪がチリチリに傷んでしまう事だと思います。
薬剤&アイロンを使用する以上、多少髪が傷むのは仕方ないのですが、髪がチリチリになるほど傷むのは異常です。
もし縮毛矯正をして、度を越して髪が傷んでしまったら失敗だと思って下さい。
チリチリに傷んでしまった原因は以下の通り。
髪がチリチリに傷んだ原因はこちら
毛先がシャキンとなった
縮毛矯正をして毛先がシャキンとなってしまう失敗例もよくある話です。
毛先がツンツンして、セットしづらいんですよね💦
繰り返し行なっているのならともかく、1回の縮毛矯正で不自然なストレートになるのは異常です。
もし、毛先が不自然なストレートになってしまったら、縮毛矯正の失敗だと思って下さい。
毛先がシャキンとなった原因
毛先がシャキンと不自然なストレートになった原因は、アイロンのプレス(挟む)が強すぎた事で発生します。
縮毛矯正はアイロンを入れる工程がありますが、美容師さんによってアイロンを強くプレスしまう事があります。
プレスが強すぎると、髪が潰れて毛先がシャキンと不自然なストレートになってしまう可能性があるのです。
ダメージも+されている?
アイロンのプレス(挟む)が強すぎると言うことは、アイロンの熱ダメージも過度に受けている可能性があります。
つまり、毛先が不自然なストレートになっているのに加えて、髪も過度に傷んでいるのです。
髪に薬剤の臭いが残っている
縮毛矯正をした後、髪に薬剤の臭いが残っていたら要注意です。
薬剤を使用するメニューは多少残臭が残るのは仕方ないこと。
しかし、残臭がひどい場合は薬剤が髪に残留している事になります。
髪に薬剤の臭いが残った原因
薬剤の放置時間が長すぎると、髪に薬剤が浸透しすぎてしまい、流し&シャンプーだけで薬剤が除去できなくなってしまいます。
そうなると、髪内部に薬剤が残留してしまい、残臭とアフターダメージの原因になるのです。
アフターダメージの注意点
薬剤が髪に残留していると、薬剤が残留している限り髪にダメージを与え続けてしまいます。
そうなると、家に帰った後も髪のダメージが進行しまうのです。
すぐ取れた、元に戻った
縮毛矯正が数週間で取れてしまうのは早すぎます。
髪質によって持続力は異なりますが、縮毛矯正をかけたら最低1ヶ月以上は持続します。
そのため、1ヶ月未満で戻ってしまったら失敗された可能性が高いです。
美容室によって無料かけ直しを行なっている場合もあるので、担当美容師さんに連絡をしてみましょう。
ダメージがある場合は注意!
髪が傷んでいる場合は、ダメージが原因で効果が落ちてしまった可能性があるので早急に対処が必要です。
縮毛矯正の失敗を放置するのは危険?
縮毛矯正の失敗は髪が激しく傷んでいる場合が多いので、何もせず放置しないで下さい。
残念ながら、縮毛矯正の失敗を放置しても状態が良くなる事はありません。
それどころか、枝毛、切れ毛になってしまい「髪を切る」しか対処法がなくなってしまう可能性もあるのです。
縮毛矯正の失敗は美容院でお直ししましょう。
縮毛矯正の失敗をお直しする際の注意点
美容院に行けばチリチリの髪も直るんですよね?
と思いますが、美容院に行けば良い訳ではないのです。
ここでは、縮毛矯正の失敗を美容院で直す際の注意点を解説します。
同じ美容室でお直しすべきか?
↑全ての項目に当てはまる場合は、同じ美容室でお直ししても問題ないと思っています。
しかし、明らかに「ひどい失敗をされた」「その美容院に特別な思い入れは無い」場合は、他店の美容室でお直しをすべきだと思っています。
一度失敗された美容室でお直しを行うべきか?よく考えてみましょう。
私は他店でお直しした方が良いみたいですね…
他店でお直しする際の注意点
縮毛矯正の失敗を他店でお直しする際も注意が必要です。
他店だと断られるかも?
縮毛矯正の失敗直しは、普通に縮毛矯正をかけるより難しいので、美容室によってお直しを断られる可能性があります。
そのため、他店でお直しをする際は「お直し可能か?」事前にしっかり確認しましょう。
来店前「髪の状態が分かる写真を送って下さい」とお願いされる場合もあるので、できれば協力してほしいです。
美容室選びの方法はこちら
ちなみに、SENJYUチームの様に「縮毛矯正の失敗直し」をメニュー化している美容室もあります。
数回美容室に通う必要がある
縮毛矯正を失敗されたお客様は、髪が激しく傷んでいる場合が多いので、1回の来店で綺麗にお直しできない場合があります。
同じ店舗でも、他店でも、縮毛矯正の失敗直しをする際は、数回美容院に行く必要があると思って下さい。
縮毛矯正の失敗を直す【酸熱トリートメント】
では、最後にSENJYUチームが行う縮毛矯正失敗直しをご紹介します。
SENJYUチームは、主に酸熱トリートメントで縮毛矯正のお直しを行なっています。
酸熱トリートメントは縮毛矯正で激しいダメージを受けても、2〜4回行うことでダメージをしっかりケアする事ができます。
できるだけ「カットをせずにお直し」を行う事を意識しています。
SENJYUチームの縮毛矯正失敗直しの詳細を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧下さい。
まとめ
事態悪化する前に早めの対処を!
繰り返しますが、縮毛矯正の失敗はかなり深刻です。
もし、縮毛矯正を失敗されたと思ったら、いち早く対処しましょう。
自分で対処しようとせず、プロの美容師さんに相談して下さい。