縮毛矯正とヘアカラーを同時にできないと美容院で断られたことありませんか?
同時に施術をすると髪の毛を傷めてしまうんじゃないかと不安になる人もいます。
正直、美容院に行くのも時間がかかるし、2回に分けて行くことが面倒で1回だけで済ませたいと思ってる人は沢山いるでしょう。
友達は同時に縮毛矯正とカラーできたけど
私は断られた、、どうして?
結論から言うと、縮毛矯正とヘアカラーを同時することは不可能ではありません。
不可能ではないが、施術者の腕や髪の状態によってできない場合もあります。
縮毛矯正は難しい施術なのでカラーと同時にすると失敗のリスクが高くなりますので同時施術を断る美容院は結構います。
美容師の「橋口美月」がもっと詳しく解説していきますのでぜひ最後まで読んでください。
縮毛矯正とヘアカラーは相性が悪い?
縮毛矯正とヘアカラーを同時に行うと髪の毛への負担が大きく、相性はあまり良くないです。
髪の毛の状態、美容師の腕や薬剤の選定によって失敗される可能性が高くなります。
例えば、縮毛矯正のかかりが悪く、クセが全部伸びてなく残ってしまうことやヘアカラーが色ムラになったり、すぐに色落ちしてしまうこともあります。
この2つが縮毛矯正とヘアカラーを同時に行った時のよくある失敗例です。
カウンセリング不足による失敗も多いです。
何年か前にしたブリーチ、デジタルパーマ、黒染め等の履歴を美容師に正確に伝えてないと髪質の診断が誤って、薬剤の選定ミスで失敗になる可能性があります。
お客様の髪の履歴を正確に教えていただきたいです!
特に初めて行く美容院では髪の毛の履歴をしっかり伝えるべきです。
縮毛矯正とヘアカラーは同時施術できる?
縮毛矯正とヘアカラーの同時施術は不可能ではありませんが、条件があります。
髪質がしっかりしていて、髪のダメージも少ない状態でしたら同時施術できる可能性は高いです。
しかし、同時に施術をすると髪へのダーメジは大きく、元の髪より傷んでしまうこともあっておすすめできません。
ダメージを与えてしまう以外に失敗もされやすいので髪の健康のために施術を分けたほうが良いです。
カラーもできるとは言え、リタッチのみの場合がほとんどです。
もしくは、縮毛矯正のリタッチと全体のカラーになります。
もし、やむを得ず同時に施術をする場合はトリートメントも一緒にすることをおすすめします。
縮毛矯正とヘアカラーの順番はどちらが先?
施術を2回に分けるとしたら
カラーをして1週間後に縮毛矯正すればいいの?
縮毛矯正の薬剤で髪のキューティクルが開いてしまい、色素が流れ出て色落ちの原因になります。
色落ちを防ぐために、基本的に縮毛矯正を先にしてからカラーをした方が良いです。
順番を間違えるとカラーをした意味がなくなるので気を付けましょう。
カラーを先にすると、色落ちしてしまうので要注意です!
縮毛矯正後のヘアカラーはどのぐらい空けた方がいい?
縮毛矯正の効果がしっかり定着するには時間がかかります。
期間を空けることによって、縮毛矯正の効果が定着し、ヘアカラーをしても傷みが軽減され、色ムラにもなりにくいです。
基本的に、定着するまでに1週間~2週間ほどかかるので、このぐらい空ければヘアカラーをしても問題ありません。
縮毛矯正&ヘアカラーの同時施術メリット&デメリット
縮毛矯正とヘアカラーを同時にするメリットとデメリットを分かりやすくまとめました。
1日でイメージが大きく変わるというのもメリットですが同時にすると当たり前のことなのでメリットには入れてません。このまとめたメリットとデメリットを見る限り、縮毛矯正とヘアカラーは同時にしない方が良いのが一目瞭然です。
まとめ
技術が進んで薬剤のダメージが軽減してきているけれども縮毛矯正とヘアカラーの同時施術は避けた方が良いです。
縮毛矯正をしてから1週間~2週間後にカラーをするのが正しい順番です。
縮毛矯正は美容院の中で最もダメージを与える施術でカラーも同時にされたらもっと傷みます。施術後のホームケアはもちろん大事ですが美容院でのトリートメントも大事で髪に栄養を与えることをおすすめします。
縮毛矯正の効果で髪が伸びて綺麗に見えても、髪の内部の傷みは見た目には分からないことも多いです。最初は髪の状態が良くて、数ヵ月が経つとすごく傷んでくることもよくあります。
縮毛矯正とヘアカラーの同時施術について聞きたいことがあればぜひ美容院にご相談ください。