酸熱トリートメントをしたけど…
髪がボロボロになった💦
酸熱トリートメントって髪がボロボロになるメニューなの?
いえ、それはありえません!酸熱トリートメントはむしろボロボロの髪を直すメニューです。
もし、酸熱トリートメントで髪がボロボロになったら失敗された可能性があります。
今回は、美容師「橋口 美月」が酸熱トリートメントで髪がボロボロになった原因と対処法を詳しく解説します。
酸熱トリートメントの効果とは?
まずここで、酸熱トリートメントの効果をおさらいしましょう。
本質はダメージケア
酸熱トリートメントの本質はダメージケアであり、髪のダメージを修復するメニューなのです。
つまり、酸熱トリートメントはダメージでボロボロの髪にこそやってほしいメニューなのです。
縮毛矯正とは全く別のメニュー
酸熱トリートメントって、くせも伸びるんですか?
髪質によってくせ毛が伸びる場合もありますが、くせ毛改善はあまり効果がありません。
くせ毛改善について
酸熱トリートメントはくせ毛効果は、一部の人にしか効果がありません。
そのため、くせ毛改善目的で酸熱トリートメントを行いと、人によって全く効果を実感できない場合があるのです。
ダメージケアはほぼ確実に効果を発揮するけど、くせ毛改善は限定的なんです。
こうした事情から、酸熱トリートメントの本質はダメージケアと言う説明をしているのです。
縮毛矯正と違ってくせ毛改善は不確定要素が強いのね?
酸熱トリートメントで髪がボロボロになった原因
なぜ酸熱トリートメントをしたら髪がボロボロになるんですか?
結論、それは酸熱トリートメントを失敗されたからです!
ここでは、酸熱トリートメントの失敗例をご紹介します。
失敗例その1【アイロンワークの失敗】
酸熱トリートメントには髪にアイロンを入れる工程があります。
このアイロンワークで髪に熱を与えすぎてしまうと、髪が熱ダメージを受けてボロボロになってしまう可能性があるのです。
ダメージのひどい髪にアイロンの熱ダメージを受けると、髪がボロボロになってしまいます。
正しいアイロンワークは、髪を強く挟まず、根本〜毛先まで軽く熱を通すだけです。
アイロンワークの失敗例はこちら
失敗例その2【過収斂】
酸熱トリートメントは名前の通り酸性のトリートメントを使用します。
この酸性のトリートメントは、適度な放置時間であれば、髪を引き締める効果を発揮します。
しかし、放置時間が長すぎると、髪が極度に引き締まってしまい、過収斂(かしゅうれん)を引き起こしてしまうのです。
酸熱でボロボロになった髪を直す方法
ボロボロになった髪ってどうやって直せば良いのですか?
方法は主に2つあります。
酸熱トリートメントで直す
アイロンワークの失敗で髪がボロボロになってしまった失敗は、再度酸熱トリートメントを行なってお直しをします。
ただ、同じ美容室で行うと、ますます事態悪化を招く可能性があるので、酸熱トリートメントでのお直しは必ず他店で行いましょう。
酵素トリートメントで直す
過収斂を起こしてしまった髪は、酵素トリートメントでお直しを行います。
酵素トリートメントは酸性領域に寄りすぎた髪を、健康毛である弱酸性の髪に戻す効果があります。
まとめ
結論、酸熱トリートメントで髪がボロボロになることはありません!
もし、酸熱トリートメントをして髪がボロボロになってしまったら、失敗された可能性があることを覚えておいて下さい。
SENJYUチームは年間3000人の酸熱トリートメントを担当していて、他店で酸熱トリートメントを失敗されたお客様のお直しも行っています。
もし、酸熱トリートメント後にトラブルが発生したらSENJYUチームになんでもご相談下さい。