「傷んだ髪が気になりヘアカラーをやめたい」「自毛を生かした髪型にチェンジしたい」
ヘアカラーをやめたい理由は人それぞれですが、問題はヘアカラーのやめかたです。
綺麗な地毛に戻したい方のために、美容師が諦めずヘアカラーをやめる方法をお伝えします。
現役美容師の橋口美月が諦めずに地毛に戻す方法をレクチャーします。
ヘアカラーをやめて地毛に戻したい!
綺麗な黒髪に戻したいと考えた際に厄介なのがヘアカラーで明るくなった髪です。
- すべて自毛にするには時間がかかる
- 退色が気になる
- カラーと自毛との境目が気になる
見た目の問題からヘアカラーをやめることを諦めてしまい、再度染めてしまう方も多いです。
ヘアカラーをやめて地毛に戻す方法
ヘアカラーをやめると決めてから、まずはどのような髪型で自毛にされたいのかイメージしてください。
同じ地毛に戻すといっても長さが欲しい方やショートカットでも良い方など人それぞれ異なります。
希望の髪型をイメージすることで、地毛にしたい気持ちのモチベーションも上がります。
ロングの方とショートの方では、地毛に戻す方法が異なります。
ショートカットなら伸ばしてカット
短い髪型の方や現在ロングであってもショートカットを希望されているなら、カットで地毛に近づけるのがベストです。
もちろん、ロングの方よりも早く自毛にすることが可能です。
個人差はありますが、ショートカットであれば1年ほどで綺麗な地毛に戻せます。
ロングヘアーの方もショートカットでイメージチェンジもおすすめですよ♪
ロングヘアーなら地毛に合わせてカラー
現在ロングヘアーの方やロングに伸ばしている方など、短くカットはしたくないと考えている方は地毛に合わせたダークトーンカラーがおすすめです。
カラー部分を自毛に合わせて毛染めをするので、馴染みも良く地毛同様の見た目が可能です。
見た目は地毛同様ですが、この場合デメリットもあります。
退色する部位にカラーをし続けなければなりません。
ダークトーンであってもヘアカラーなので、退色は避けられないのがデメリットです。
境目が気になるならグラデーションカラー
カラーをしてそのまま伸ばした上でカットをしたいと考えているならグラデーションカラーが推奨できます。
グラデーションカラーは、自毛とカラーとの境目が気になりにくい施術のひとつです。
伸ばした上で一気に地毛に戻されたいならこの方法が良いですし、途中カラーをする必要がないのがメリットです。
外国人風のカラーが好きな方はこちらを推奨しますよ♪
ハイトーンカラーなら紫シャンプー
現在ブリーチ毛なら、ダークトーンに染めてもすぐ色落ちしてしまいます。
ブリーチ毛やハイトーンカラーであれば、ヘアカラーをいれるのではなく紫シャンプーで境目を緩和するのがおすすめです。
「黒×金」よりも「黒×紫シャンプーによるくすみ」の方が根元が馴染んでいる事が分かります。
黄色の反対色である紫で、嫌な黄ばみを撃退します。
紫シャンプーであれば、自宅でセルフケアが可能です。
外国人風のカラーはあえて根元をダークトーンで染める場合や地毛を生かし、カラーを塗布しないこともあります。
根元が黒であっても毛先のカラーによって気にならなくなります。
毛染めを利用した自毛戻しはリスクがある
自毛を求めるばかりに、ダークトーンで黒染めをしたいと考える方もいます。
簡単に黒く自毛へと近づける方法ですが、あくまでヘアカラーをし続けていることを理解してください。
黒染めもヘアカラーに変わりはありません。デメリットはあります。
退色がある
ダークトーンであっても、ヘアカラーには必ず脱色剤が含まれています。
マニキュアなどのコーティング作用のみの染毛剤もありますが、ダークトーンの黒染めはヘアカラーが一般的です。
そのため、時間が経てば色落ちをしてしまいダークトーンのカラーも気づけば明るくなってしまいます。
ブリーチ毛などであれば、より退色は早まります。
ハイトーンカラーは緑がかかる場合も…
ハイトーンカラーから、自毛のようなダークトーンに染める際には注意点があります。
してしまいがちなのが黒染ならセルフカラーで良いといった誤った解釈です。
特に気を付けていただきたいのが、ハイトーンカラーの場合です。
緑色になってからでは、またブリーチなどで脱色するしか修正できません。
黒染めはサロンでされることを推奨します。
ハイトーンカラーに塗布すると緑色になるリスクもあります。
綺麗な髪に戻すなら美容院へ行きましょう
専門的な知識を持った美容師さんにお任せすれば、自然な暗髪に戻すことが可能です。
SENJYUチームは髪へのダメージを抑えた、ダメージレスカラーを提供しています。
まとめ
自身の髪を全て自毛に戻すには、時間はもちろん根気も必要です。
地毛に戻したいと思った時は、染めずに楽しめる髪型や根元が気にならないカラーでおしゃれを楽しんでください。
自毛に戻すのは大変ですが、ダメージヘアーの改善やお手入れの手軽さなどメリットも多いです。
ぜひ、参考にして綺麗な自毛を手に入れてくださいね♪