カラーをしたのに思っていたのと違う、、
染め直したいけど、どうすれば良いのでしょうか?
美容院で髪を染めたのに失敗されているかもしれない?
直したいけどどうしたら良いか分からない?
とお悩みの方もいるはず。
私にもカラー失敗された経験があるので気持ちが分かります。
外に出るのが恥ずかしですし、美容院で働くのが嫌ですぐに直しました。
そんな悩む人のために、美容師「橋口 美月」が、カラー失敗の原因と対処法を詳しく解説させて頂きます。
この記事を最後まで読めば、失敗された髪を綺麗に直すことができるはずです。
よくあるヘアカラーの失敗例とは?
カラーの失敗には色々な種類があります。
ここでは、その失敗例と原因を1つずつ解説していきます。
暗すぎる
今よりちょっと暗くしたかっただけなのに…
最初のイメージよりも暗い髪なってしまった経験ありませんか?
地毛よりも暗くなったら困りますよね。
「暗すぎる」失敗の原因
薬剤の選定ミスが主な原因で髪色が暗くなりすぎます。
また、担当美容師さんがお客様の希望の色を上手くイメージできなかった「美容師さんのカウンセリング不足」も失敗原因の1つです。
明るすぎる
理想の色にするためにブリーチしたけどイメージした色よりも明るすぎました。
人それぞれのパーソナルカラーがあって、髪色が明る過ぎて似合わない事があります。
「明るすぎる」失敗の原因
こちらも、薬剤の選定ミスで発生するカラー失敗例です。
「暗すぎる失敗」同様に、美容師さんがお客様が希望する髪色をイメージできなかった「美容師さんのカウンセリング不足」が失敗の原因です。
色ムラ
全体の色が均一じゃなく、明るい&暗い箇所がある。
カラー失敗による色ムラは、セルフカラーで特に発生しやすいです。
色ムラの失敗は、本人も気づかないことがあります。
「色ムラ」の原因
カラー剤を染めるとき、髪全体均一塗れていない事が失敗原因です。
ブリーチする時に塗布量が多いと色素がしっかりに抜けて明るくなりますが、塗布量が少なかったら色素が抜けきれず暗い箇所ができてしまいます。
ブリーチ後のカラーは特に注意
ブリーチで色ムラになったら、そのあとに被せるカラー均一に塗布できても色ムラは消えません。
そのため、ブリーチを行うダブルカラーは難易度が高く、失敗例が多いのです。
イメージ違い
希望カラーにしてもらったけど、なぜか納得いかない?違和感のある仕上がり。
これは「イメージ違い」であり、カラー失敗の1つです。
「イメージ違い」の原因
お客様の服装、雰囲気に似合わせる事ができなかった事が失敗の原因です。
逆プリン
根本・中間・毛先を同じ明るさにしたかったのに、根本だけ明るくなった。
この根元だけ明るい状態が「逆プリン」です。
美容室の先輩に髪染めてもらって逆プリンにされたことがあって、普通のプリンよりも、恥ずかしかった経験があります。
「逆プリン」の原因
根元に塗ったカラー剤は、頭皮の体温で温められて、反応が良くなってしまう場合があります。
そうなると、根元のカラー剤だけ発色しすぎてしまい、根元の髪だけ明るくなり「逆プリン」になってしまうのです。
逆プリンを防ぐには、根元と、中間&毛先を時間差で塗り分ける必要があるのです。
髪が緑色になった
アッシュorブルー系にしたかったのに、髪が緑色になってしまった経験はありませんか?
ブリーチをして明るい髪にした後のオンカラーを失敗されて、髪が緑or青色になってしまう失敗例が急増しているのです。
「髪が緑色」になった原因
アッシュorブルー系の薬剤は青色ベースなので、カラーする前の髪のベースの色によって緑or青色になってしまうのです。
ブリーチを繰り返した事で、ベースカラー(元の髪色)が黄色だと、髪が緑になりやすい傾向があります。
補色がとても大事
髪が緑色になるのを防ぐためには、(補色)反対色のピンク系やレッド系を少し入れてあげるとアッシュになります。
ベースカラー(元の髪色)によって使う補色は変わるので、担当美容師のカラー知識がとても大事なのです。
チリチリに傷んだ
明るくするためにブリーチしたけど、髪がチリチリ傷んでしまった。
ブリーチ剤は普通のカラー剤よりも、髪に与えるダメージが大きめです。
ブリーチを繰り返している人ほど、髪がチリチリになりやすく、枝毛、切れ毛になって、ちぎれてしまう場合もあります。
「チリチリに傷んだ」原因
髪がチリチリになった原因は、薬剤の放置時間が長すぎたあり、薬剤の選定ミスなどです。
髪のダメージは人それぞれなので、正確な髪質診断が必要です。
美容師さんに縮毛矯正やブリーチの履歴を伝えていないと、正確な薬剤の選定ができなくなり、失敗されてしまう可能性があるのです。
髪質診断は美容師のお仕事ですが、お客様からも「髪の履歴」をしっかり伝えてほしいです。
カラー失敗を直す方法
失敗原因は分かりましたけど、どうやって直せば良いのですか?
カラー失敗直す方法はあるので、髪の状態で一番おすすめの方法をご紹介します。
SENJYUチームのカラーを落とし
SENJYUチームは、特殊なトリートメントを使い、ダメージゼロで失敗されたカラーを落とすことができます。
例としては、直近でトーンダウンして思ったより暗くなった時にこの特殊のトリートメントでカラーする前の明るさに戻します。
アッシュ系にしたかったのに緑色になったケースもこの方法である程度に緑色を落とすことができます。
ダメージケアとヘアケアー効果があって髪の毛は痛むことなく綺麗で艶のある髪になれるのでおすすめします。
ブリーチ&ライトナーで落とす
暗くなってしまった髪をブリーチやライトナーを使って明るくする方法もあります。
しかし、髪へのダメージが大きく、元々かなりダメージある髪にはおすすめできません。
ブリーチ&ライトナーによるカラー落としは、髪のダメージが少ない人だけできるのです。
染め直しを行う
根元が明るくなった逆プリンなどは、根本だけカラーをすれば直すことができます。
また、軽い色ムラ、明るすぎる仕上がりになっても、カラーを被せる事で失敗を直せる場合があります。
ヘアカラー失敗は美容院に相談して下さい
美容院でお金を払ってカラーしたのに、また美容院で直すとお金がかかってしまう…
しかし、カラー失敗を自分で直すことだけはやめて下さい。
カラーを塗る技術は、美容師さんでも毎日練習をしないと習得できない技術なのです。
それにもかかわらず、失敗してしまう美容師さんもいるので、素人が自分の髪を綺麗に染めることはほぼ不可能かも知れません。
美容院によって変わりますが、何日間以内なら無料でお直しができる場合もあるので、お問い合わせください。
同じ美容師さんにお直しをお願いすべきか?
「失敗された=カラーが苦手」だった可能性があります。
そのため、カラー失敗を美容院で直してもらう際は、美容室選びが重要になるのです。
カラー失敗直しをメニュー化している美容室もあるので、ぜひ調べてみて下さい。
まとめ
カラーの失敗は色々な原因で起こります。
特に、デザインカラーやハイトーンカラーは難しい施術なので失敗されやすい傾向にあります。
もし、カラー失敗されて困っているならカラー失敗お直しをやっている美容院にご相談下さい。
そして、カラー失敗を防ぐには美容院選びが大切な事も忘れないで下さい。